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インターネット広告の仕組みとは?マス広告との違いや代表的な広告パターンを解説!
インターネット広告(Web広告)による収入を目指す方にとって、広告が表示される基本的な仕組みを理解しておくと、応用が効くので何かと便利で役にも立つでしょう。
○インターネット広告の仕組み
○インターネット広告とマス広告の違い
○広告収入を得る代表的なパターン
インターネット広告の仕組みについて、以上のポイントを解説します。
インターネット広告の仕組みとは?
○広告が掲載されるまでの仕組み
○インターネット広告が表示される仕組み
○広告収入が発生する仕組み
どのような流れで広告が掲載されるのか。どのようなシステムで広告が表示され、広告収入が発生するのか。基本的な知識として、これらの仕組みについて紹介します。
広告が掲載されるまでの仕組み
広告が掲載されるまでの仕組みは、以下の通りです。
1.メディアが保有する広告枠をメディアレップ(※)が購入する
2.メディアレップが広告主に広告枠を販売する
3.広告主と広告会社が相談して、条件(バナー・配信期間・配信量など)を決定する
4.広告が掲載される
メディアレップ(※)とは、メディア・広告主・広告会社それぞれのニーズをもとに、広告枠の仕入れ・管理・販売を行うサービスです。メディア・広告主・広告会社の3社を仲介する、「インターネット広告業界の卸売業者」をイメージするとよいでしょう。
インターネット広告が表示される仕組み
インターネット広告が表示される仕組みは、以下の通りです。
1.ユーザーがブラウザを立ち上げる
2.ウェブサーバが広告配信サーバにリクエストを送信する
3.広告配信サーバが条件に適合した広告を配信する
4.ユーザーのブラウザに広告が表示される
広告収入が発生する仕組み
インターネット広告がユーザーのブラウザに表示された後、広告収入が発生する仕組みは以下の通りです。
1.ユーザーが広告をクリックする
2.広告配信元のページへユーザーがジャンプする
3.ユーザーが商品やサービスを購入する
4.広告配信サーバに成果の記録が送られる
5.記録を元に条件に応じて報酬が計算される
6.広告主に広告収入が発生する
インターネット広告とマス広告の違い
基本的な仕組みにつづいては応用編です。インターネット広告とマス広告の違いを理解すると、インターネット広告の特徴が浮き彫りになるので、広告戦略が立てやすくなるでしょう。
インターネット広告とマス広告の比較
「テレビ」「ラジオ」「新聞」「雑誌」。これら4つのマスメディアに掲載される広告の総称が、「マス広告」です。インターネット広告とマス広告の違いを、簡単にまとめて比較しました。
インターネット広告 | マス広告 | |
発信者(広告主) | 誰でも可 | 限定的 |
受信者(広告を見る人) | 限定的 | 広範 |
広告出稿料 | 安価 | 非常に高額 |
制作コスト | 安価 | 高額 |
配信までにかかる時間 | 迅速 | 遅い |
信ぴょう性に対する評価 | 懐疑的(とされる) | 高い(とされる) |
インターネット広告の方がマス広告よりも、コストに関連した項目で「安価」が目立ちます。インターネット広告の方が経費を抑えられるので、「簡単に始めやすい」と言えるでしょう。
広告収入を得る代表的なパターン
○アフィリエイト
○アドセンス
○純広告
以上3つが、インターネット広告で収入を得る代表的なパターンです。
アフィリエイト
アフィリエイトとは、「成功報酬型広告」です。各種広告を自サイト内に掲載し、掲載した広告経由でユーザーが商品やサービスを購入すると、売り上げの一部が報酬として手に入ります。
アフィリエイト仲介業者(ASP)を利用することで、自サイトに広告を簡単に表示できるので、誰でも簡単に始めることが可能。インターネット広告で収入を得る手段として、もっともポピュラーな方法です。
しかし、成功報酬が低めに設定されているケースが多く、まとまった収入を得るためには大変な労力が必要になる方法でもあります。
アドセンス
アドセンスとは、Googleの提供している「コンテンツ連動型広告配信サービス」です。Googleアドセンスが提供する広告を自サイトに掲載し、広告がクリックされるとその回数に応じた報酬が、サイト管理者に支払われます。
広告コードをサイト内に埋め込むだけで、最適な広告が自動的に配信される点では手軽ですが、アドセンスには審査があるのが厄介です。クリック単価も安く(数十円程度)、ペナルティ事項も多いため、安定した収入を得るには、かなり高度な知識が求められます。
純広告
純広告とは、自サイト内の広告スペースを特定の企業に一時的に売却し、その見返りとして広告掲載料を受け取る仕組みの広告です。掲載期間が決まっている「期間保証型」や、契約クリック数に達するまで広告を表示する「クリック保証型」などがあります。
アフィリエイトやアドセンスに比べて、収入の安定度が高いのが特徴です。一般的に、契約価格が高い傾向にあるのも特徴。しかし、純広告の提案が企業から来るには、相当なアクセス数をかせぐ巨大サイトを構築しなければならないのが難点です。