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インターネット広告の種類とは?代表的な4つのWeb広告ついて解説!
○リスティング広告
○ディスプレイ広告
○アドネットワーク
○SNS広告
インターネット広告(Web広告)を代表するこれら4種類について、特徴やメリット・デメリットを解説します。
代表的な4種類のインターネット広告
○リスティング広告
○ディスプレイ広告
○アドネットワーク
○SNS広告
これら4種類が、インターネット広告の代表例です。
リスティング広告
リスティング広告とは、GoogleやYahooの検索結果ページで、上部(下部)に表示される「広告」という囲みが付いた広告です。「検索連動型広告」「PPC(Pay Per Click)」とも呼ばれます。広告がクリックされると、広告収入が発生する仕組みです。
検索語句に連動した広告を表示できるので、顕在的な(商品やサービスに強い興味のある)ユーザーへの訴求力が高いのがメリット。すぐに広告掲載がスタートするので、インターネット広告としては即効性が高いのもメリットでしょう。
何より、2大メディア(GoogleとYahoo)に広告を掲載できる点は、大きなメリットです。代表的なインターネット広告ですが、近年ではユーザーの広告クリック率が低下しているとも言われます。人気キーワードの入札額が、高額なのもデメリットでしょう。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、Webサイトの広告枠に表示される、「画像」「動画」「テキスト」広告です。Webサイトのコンテンツ内容に応じた広告が表示されるため、「コンテンツ連動型広告」とも呼ばれます。
リスティング広告と違って、ディスプレイ広告は潜在的な(商品やサービスにやや興味のある)ユーザー層へ、広くアプローチできるのがメリットです。仮に購入までには至らなくとも、商品やサービスの認知拡大を期待できます。
リスティング広告がテキスト広告なのに対し、ディスプレイ広告は画像や動画を使用できるので、ユーザーの目に止まりやすいのもメリット。ただし、潜在的なユーザー層はすぐに購買行動を起こさないケースが多いので、即効性が低い点がデメリットです。
アドネットワーク
アドネットワーク(Ad Network)とは、Webサイト・ブログ・SNSなど複数の広告媒体を集めて広告配信ネットワークを作り、それらの媒体に広告をまとめて配信するシステムです。
一度広告を出稿すれば、関連するサイトにまとめて広告を配信する、「Google AdSense」が代表例でしょう。
アドネットワーク業者が広告掲載処理を、傘下の媒体に一括で大量に実行してくれるので、業務の効率化と成果の最大化が期待できるのがメリットです。細分化された効果測定データが提供されるため、戦略が組みやすいのもメリットでしょう。
しかし、出稿媒体を選択できないので、ターゲティングの面で不自由なのがデメリット。業者ごとに課金形態・入札システム・ターゲティング手法が異なるため、それぞれの業者の特性を見極める必要がある点も、ややこしいと言う意味ではデメリットかもしれません。
SNS広告
SNS広告とは、LINE・Twitter・Instagram・FacebookなどのSNSに、「広告」「プロモーション」として表示される広告です。
特定の興味や関心を持ったメンバーに対してアプローチできるので、ターゲティングしやすい(ターゲットを絞りやすい)のが大きなメリット。一般の投稿と同様の形式で配信されるため、ユーザーのタイムラインに溶け込みやすいのもメリットでしょう。
「リツイート」「いいね」「シェア」などで、自動的に広告を拡散できるのもメリットです。うまくハマれば、爆発的な拡散による「一発」を狙える可能性も秘めています。逆に、広告主として広告(記事)の拡散を、ほぼコントロールできないのがデメリットです。
効果的にSNS広告を運用するには、各ソーシャルメディアの「属性」を理解した上で、属性と広告内容がベストマッチするメディアを選ぶことが重要になります。属性の一例として、各SNSの世代別利用率の特徴を紹介しますので、広告運用の参考にしてください。
○LINE:全ての世代において利用率が高い
○Twitter:幅広い世代において利用率が高いが、10~20代の利用率が特に高い
○Instagram:10~20代の利用率が高く、30~40代の利用率がそれに続く
○Facebook:30代以上の利用率が高い
インターネット広告4種のまとめ
代表的なインターネット広告4種の、メリットとデメリットを一覧にしてまとめます。
メリット | デメリット | |
リスティング広告 | GoogleとYahooに広告を掲載できる
顕在的なユーザー層への訴求力が高い 即効性が高い |
広告自体のクリック率が低下傾向にある
人気キーワードの入札額が高い |
ディスプレイ広告 | 潜在的なユーザーへ画像や動画でアプローチできる
商品やサービスの認知拡大が期待できる |
即効性が低い |
アドネットワーク | 業務の効率化と成果の最大化が期待できる
データが充実しているので戦略性を高めやすい |
業者頼み
業者によってシステムが違うので、ややこしい |
SNS広告 | ターゲティングしやすい
ユーザーに受け入れられやすい 自動的に広告を拡散できる |
広告の拡散をコントロールできない(ユーザー頼み) |