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【iPhoneユーザー必見】iOSとは何か。アップデートは必要なの?
iPhoneユーザーであれば、「iOS」という言葉を一度は聞いたことがあるでしょう。また、特に定期的な「iOSアップデート」が行われるたびに、アップデートをするかしないか迷うことが多い、そもそもアップデートをする必要性がわからない、という人も多いと思います。今回はそんなiOSについて、次のポイントで解説していきます。
・iOSとは
・iOSアップデートとは
・アップデートしないとどうなるのか
・アップデートの設定
iOSとは
iOSとはひとことで言うと、iPhone用の「オペレーティングシステム(OS)」のことです。OSとは、コンピューターが動作するための基本ソフトウェアで、タッチパネルからの入力や、メモリ・CPU(計算機)などへのタスクの割り当て、スピーカーや液晶への出力、データファイルの管理など、基本的な動作を担っています。基本ソフトウェアであるOSに対して、アプリのような「応用ソフトウェア」もありますが、これもOSの機能が土台になって動いています。ちなみにAndroidのスマホにはAndroid OSが入っています。Android用のアプリがiPhoneで使えないのは主にOSの違いによるものです。
iOSアップデートとは
それでは、「iOSアップデート」をすると何が起こるのでしょうか。上で書いた通り、iOSはiPhoneの基本的な役割を担っています。アップデートすることで、そのような基本的な動作をより効率よく行えるようになります。また、前のバージョンでバグやセキュリティ上の欠陥があった場合、その修正なども行われます。さらに、OSは「基本的な見た目や機能」にも関わっていて、iPhoneの場合は例えばロック画面やホーム画面の見た目やカスタマイズ性がそれにあたります。特に最近のiOSアップデートでは、ロック画面やホーム画面の見た目やカスタマイズの幅が大きく変わることが多くなっています。
アップデートしないとどうなるの?
ユーザーにとってiOSをアップデートした時に1番実感するのは「見た目や操作の変化」ではないでしょうか。もちろん嬉しい変化も多くありますが、「前の方が良かった」などの口コミを見ると、アップデートしようか迷う方も多いのではないでしょうか。また、特にiOSのすぐ後につく番号が変わる「メジャーアップデート」(iOS15→iOS16など)の直後はバグが発生することが多いのも事実です。しかし、だからといっていつまでも古いiOSのまま使い続けるのはおすすめしません。それには主に次のような理由があります。
・セキュリティが脆くなる
・新しいアプリや周辺機器が使えなくなる
上でも述べた通り、iOSにはセキュリティの改善も含まれます。古いiOSのまま使い続けるとセキュリティの問題が残り続け、不正アクセスなどのリスクが高まります。また、iOSはアプリや周辺機器の基礎にもなるとお話ししましたが、このためにはアプリ、周辺機器側とiOSが対応している必要があります。アプリや周辺機器は新しいiOSに合わせて作られるため、古いiOSでは徐々に最新のものに対応できなくなってしまいます。
アップデートはなるべく早く行おう!
以上の理由から、iOSのアップデートはなるべく早く行うことがおすすめです。バグが怖い人も、重大なバグがある場合はすぐに口コミで広がるので、そのようなバグがないことを確認次第アップデートするのがおすすめ。アップデートを先送りにして最新版との差が広がりすぎると、アップデートに大きな時間がかかってしまう他、バグも起こりやすくなるようです。また、古すぎるiPhoneは最新版にアップデートできなくなってしまいます。最新のiOSにアップデートできなくなったら、買い替え時と言えるでしょう。
アップデートの設定
最後に、現在のバージョンの確認方法、アップデートの仕方、おすすめの設定を紹介します。これらは全て設定アプリの「一般」>「ソフトウェアアップデート」から行えます。ここに現在のバージョンと、iOSが最新でない場合は、最新のアップデートが表示されています。ここで「ダウンロードしてインストール」をタップすると、最新版にアップデートできます。また、「自動アップデート」では、iOSファイルのダウンロードや、それを実際に使えるようにするインストールを自動で行うように設定できます。バグが不安な方はオフ、忘れそう・面倒臭いという方はオンにしておくのがおすすめです。
セキュリティ対応とシステムファイルとは
iOS16以降では、「自動アップデート」の項目に「セキュリティ対応とシステムファイル」が加わりました。これは、アップデートのうち緊急のセキュリティ対応のファイルだけを自動的にインストールできる設定です。普通のアップデートのように見た目などが変化することはありません。自動アップデートが嫌な方も、セキュリティの対応が遅れることを防ぐため、この部分だけはなるべくオンにしておくことをおすすめします。