スタッフブログ STAFF BLOG
ネット副業用銀行口座は作るべき?専用口座を作るメリットと銀行の選び方
最近はネットで副業を始める方も増えてきています。そんな時、気になってくるのが副業収入の受け取りなどを行う銀行口座。特に取引相手の顔が見えないネット副業では、普段使っている口座を利用することに不安を覚える方も多いのではないでしょうか。今回は、ネット副業で使う銀行口座について、次のポイントで解説していきます。
・ネット副業専用の銀行口座を用意するべきか
・ネット副業用の銀行の選び方
・おすすめの銀行口座
ネット副業専用の銀行口座は用意するべき?
結論から言うと、ネット副業専用の銀行口座は用意するべきです。それには次のような理由があります。
1.確定申告の際の帳簿づけに便利
2.副業の資金管理がしやすい
3.屋号入り、屋号のみの口座を作れる
副業の収支のみの口座があれば、特に帳簿作りがスムーズなのがとても便利です。また、副業の規模が大きく確定申告を税理士などに依頼する場合、支出の詳細も確認してもらうことになります。他人に個人の支出項目を見られるのに抵抗のある方も分けておいた方が良いでしょう。3つめの屋号については、普段屋号を名乗っていて、顧客に直接口座振込を依頼する方にとってのメリットです。口座に屋号が入っていることで顧客に信頼してもらいやすくなります。さらに、振込の際に本名を顧客に知られることに抵抗がある方は、屋号のみの口座を作ると良いでしょう。
ネット副業用の銀行の選び方
ここまで読んできて、副業用の銀行口座を開設する決断をした方も多いと思います。しかし、今度はどの銀行を選ぶべきか迷ってしまいますよね。ネット副業用の銀行を選ぶ時には次のような点に注目しましょう。
①手数料
ネット副業に限らず、銀行を選ぶ際に多くの方が気になる点だと思います。ATMや他行への振込手数料を調べ、普段使っている個人口座との相性が良いものを選びましょう。また、ネット副業ならではの観点として、副業をするポイントサイトやクラウドソーシングサイトから振り込む時の手数料があります。一部の銀行ではこれらのサイトと提携し、手数料が他行より安くなっている場合があります。
②入出金や残高照会をネット上で行えるか
作業や取引がほとんどネット上・自宅で完結することも多いネット副業。本業の傍らで行う副業という性格からも、副業の入出金や残高照会のためにわざわざ家を出るのは手間に感じるようになってくるものです。最近ではネット上で入出金手続きや残高照会を行える銀行も増えてきているので、それが可能な銀行を選ぶのがおすすめです。
③屋号が入れられるか
普段屋号を名乗っている方は、信用のためにも屋号つきの口座がおすすめです。屋号を入れられるかどうか、記載の仕方は銀行によって異なるので、屋号を使って副業をしている方は必ずこの点も調べておきましょう。また、屋号のみの口座を作れるのは今の所ゆうちょ銀行の当座預金のみです。当座なのでATMが使えないなど不便もありますが、本名を知られて困るや大きな抵抗があるという方にはおすすめです。
④口座開設の難易度
特に屋号を入れる場合は、基本的に「事業用口座」を開設することになります。事業用口座開設時には本人確認書類に加えて、銀行が事業の実態を審査するため、次のような書類を提出する必要があります。
・開業届、開業届出済証明書
・納税証明書
・確定申告書
・ホームページ、契約書など事業の実態がわかる書類
提出書類や審査基準は銀行によって異なり、中には副業を始めたばかりで収入がまだない段階でも、開業届のみで開設できる銀行もあります。こちらも必要な書類と審査基準を調べておきましょう。
ネット副業におすすめの銀行口座
上で照会した「ネット副業用の銀行口座の選び方」から考えると、ネット副業用の口座にはネット銀行がおすすめです。ネット銀行なら基本的に24時間ネット上で入出金や残高照会が行える他、副業サイトと提携している銀行も多く、手数料が安く済む場合があります。中でも特におすすめの銀行は次の2つです。
1.楽天銀行
2.PayPay銀行
それぞれ解説していきます。
①楽天銀行
ネット銀行の中で最も有名と言っても過言ではない楽天銀行。特に大きな特徴はその手数料の安さです。ATM手数料・他行振込手数料がそれぞれ月7回、3回まで無料な上、ネット副業に定番のポイントサイトや「ランサーズ」、「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサイトと提携しており、他行と比べこれらのサイトから収入が振り込まれる際の手数料が安くなっています。また、ビジネス口座を使えば屋号を入れることもできます。
②PayPay銀行
PayPay銀行、旧ジャパンネット銀行は日本初のネット銀行です。歴史の長さとセキュリティの高さから安心して使える他、提携しているポイントサイトが多数あります。ATM手数料は少し高めですが、PayPayを初めとするスマホ決済に利用できるので、キャッシュレスの方には特におすすめです。こちらもビジネス口座で屋号を入れられます。