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今さら誰にも聞けない!ビジネスにおけるLINEの基本的な使い方とは?
LINEは月間ユーザー数が今や1億人にも達する、もっとも有名なコミュニケーションツールのひとつです。この記事に目を通している方の多くにとっても、日常的に利用しているツールではないでしょうか。
LINEはプライベートだけでなく、広告配信などビジネスツールとしても有益ですが、その使い方について今さら人に聞くわけにもいかず、困っている方もいらっしゃるはずです。
○LINE公式アカウントとは?
○LINE公式アカウントの作成手順とは?
○ビジネス展開に便利なLINEの機能とは?
以上のように、ビジネスにおける基本的なLINEの使い方を紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
LINE公式アカウントとは?
LINE広告の出稿を開始するなど、ビジネスシーンにLINEを利用するには、LINE公式アカウントを作成しなければなりません。LINE公式アカウントとは、一般的なLINEアカウントのビジネス版です。
LINE公式アカウントの種類
○未認証アカウント
○認証済アカウント
○プレミアムアカウント
LINE公式アカウントには、以上3種類があります。
未認証アカウント
未認証アカウントは、審査がないので個人・法人を問わず誰でも利用できるアカウント。簡単に始められるのがメリットですが、アカウント検索の際にIDで検索しなければ、アカウントが表示されないのがデメリットです。
○LINEを始めたばかりの初心者
○少人数に対してコストをかけずに広告展開をしたい方
以上のように、LINE初心者や小規模な事業展開を明確にイメージされている方には、おすすめの登録方法です。
認証済アカウント
認証済アカウントとは、LINEの審査基準をクリアしたアカウントです。ユーザーがアカウント名を検索することでアカウントを簡単に見つけられるので、幅広いビジネス展開を検討している方にはおすすめの登録方法になります。
○法人名
○業種
○住所
○電話番号・メールアドレスなど
審査に際しては、以上のような情報を入力しなければなりません。それほどハードルの高い審査ではないので、ビジネスにおけるLINEの効果的な運用を検討されている方は、最初から認証済アカウントに申し込んだ方が手っ取り早いかもしれません。
なお、LINE公式アカウントのガイドラインによれば、出会い系などのアダルト関連や、公序良俗・法律に反する恐れのある職種での認証済アカウントの取得は難しいようです(※)。
※参照元:LINE公式アカウントガイドライン「開設できないサービス・業種などについて」
https://www.linebiz.com/jp/column/technique/20190829/
プレミアムアカウント
プレミアムアカウントとは、認証済アカウントの中でも特別な審査に通った場合に与えられるアカウントです。アカウント取得の際の審査基準は、公開されていません。
プレミアムアカウントと認証済アカウントを比較して、使い勝手などにおいて極端な差はないので、多くの方にとっては認証済アカウントの取得で十分でしょう。
LINE公式アカウントの作成手順
1・LINE公式アカウントへアクセス
2・「認証済アカウント」「未認証アカウント」のいずれかを選択
3・「アカウント開設」をクリック
4・必須情報の入力
5・管理画面にログイン
6・登録完了
以上がLINE公式アカウントの作成手順です。アカウントを作成した後は、「プロフィール」や「あいさつメッセージ」の編集をすれば、すぐにでも利用が可能になります。
ビジネスシーンにおける便利な使い方
ビジネスシーンにおけるLINE公式アカウントの便利な使い方として、「メッセージ配信」が挙げられます。
タイムセールなどのキャンペーン情報を、ユーザーへ一斉配信することが可能です。「住所」「年齢」「性別」「購入履歴」などのユーザーの属性から、配信を絞り込むこともできます(=セグメント配信)。
セグメント配信でできることとは?
○タイムライン投稿
○ショップカード
○クーポン
○リッチメッセージ
以上が、セグメント配信の主な使い道です。
タイムライン投稿
タイムライン投稿とは、LINEのタイムラインにメッセージを投稿することです。「いいね」や「シェア」により拡散されれば、非ユーザー層を新たに取り込むことも可能でしょう。セグメント配信のもっとも基本的な使い方になります。
ショップカード
ショップカードとは、LINE内で作成できるポイントカードです。実店舗で発行するポイントカードを、LINEアプリ内に設置できます。ポイントを付与するQRコードを用意し、それをユーザーが読み取る形式を取るのが一般的でしょう。
クーポン
LINE内でデジタルクーポンを発行することも可能です。公式アカウント内でクーポンを発行する利点として、クーポンに目を通した人や使用した人の情報が詳細に分析できる点が挙げられます。
リッチメッセージとは?
ショップカードやクーポンは、リッチメッセージとして配信するのが一般的です。
リッチメッセージとは、「画像やテキストを合わせたコンテンツ配信」をイメージすればよいでしょう。文字だけのメッセージと比べて視覚効果が高いので、より高い広告効果が期待できます。
リッチメッセージとリッチメニューの違いとは?
リッチメッセージとよく似たLINE内のコンテンツに、「リッチメニュー」があります。
テキストと画像を組み合わせて配信する点で、両者は同じです。ただし、リッチメッセージが古い配信は流れる(徐々に消える)のに対して、リッチメニューは配信が下部に固定される点が異なります。
○リッチメッセージ:期間限定の商品やサービスなど
○リッチメニュー:営業時間や業種など
たとえば以上のように、ユーザーへ訴えたい情報に応じて両者を使い分けるとよいでしょう。