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LINEマーケティングとは?施策例や企業事例を紹介!
LINEをコミュニケーションツールとして、プライベートで使っている方は多いでしょう。しかし、LINEはビジネスシーンにおいても、有効な広告効果を発揮するツールとして知られます。いわゆる、「LINEマーケティング」です。
○LINEマーケティングとは?
○LINEによって実施できるマーケティング施策例
○LINEマーケティングのメリットとデメリット
○LINEマーケティングを行っている企業事例
LINEマーケティングについて、以上のような観点から解説します。
LINEマーケティングとは?
LINEマーケティングとはその名の通り、LINEをマーケティングに活用することです。LINEを使って実店舗やECサイトに誘導したり、自社製品を宣伝したりといった、集客活動全般を指します。
一昔前までは、企業の販促活動と言えばテレビCMやメールマガジンが主体でした。しかし、この10年ほどのLINEの爆発的な普及に伴い、LINEマーケティングは今や企業の販促活動における、主たるツールのひとつになった感さえあります。
LINEによって実施できるマーケティング施策例
○LINE公式アカウント
○LINE広告
○LINEプロモーションスタンプ
LINEによって実施できるマーケティング施策例はいくつかありますが、多くの企業で採用されているのは、上記3つでしょう。
LINE公式アカウント
LINE公式アカウントとは、企業や店舗がLINEアカウントをつくり、「友だち追加」してくれたユーザーに直接情報を届けられるサービスです。情報を配信する際には、主に以下のような形態を取ります。
○メッセージ配信
○LINEチャット
○タイムライン投稿
LINE公式アカウントには、フリープランと有料プランがあります。LINE公式アカウントの月額利用料金(税抜)は、以下の通りです。
○フリープラン:無料
○ライトプラン:5,000円
○スタンダードプラン:1万5,000円
プランが上位になるほど、情報を配信できるメッセージの数が増えます(最大4万5,000通)。配信上限に達した際も、上位プランほど追加できるメッセージ数を安価に済ませられるので、事業規模が大きい場合はライトorスタンダードプランを選ぶとよいでしょう。
LINE広告
LINE広告とは、ユーザーへ直接広告配信できる機能です。広告配信後のアナリティクスが適切なので、ターゲティングが容易なのが特徴的。「LINE NEWS」や「LINE ウォレット」など、さまざまなコンテンツに広告を打てるのも魅力のひとつでしょう。
1・広告アカウントの開設
2・広告設定
3・適格審査
4・配信スタート
以上のように、広告配信までの流れが極めてシンプルかつ容易なのも魅力のひとつです。
LINEプロモーションスタンプ
LINEプロモーションスタンプとは、特定の条件をクリアしたユーザーにスタンプを配布できる機能です。オリジナル性の高いキャラクターなどをスタンプとして配信することで、購買意識の高い顧客を取り込むことが可能なので、より高い広告効果が見込めます。
顧客心理を巧みに突いた、LINEマーケティングには必須のサービスと言えるかもしれません。
LINEマーケティングのメリットとデメリット
LINEマーケティングのメリットとデメリットを、それぞれ紹介します。
LINEマーケティングのメリット
○利用者が多い
○顧客分析が簡単
以上2点が、LINEマーケティングのメリットです。
LINEは利用者数が多いので、そもそも広告配信に向いているメディアでもあります。全世代に幅広く利用されているので、どのような商品・サービスの広告を打っても、何かしらの引っかかり(バズ)が期待できます。
広告配信後のアナリティクスが豊富に用意されているので、ターゲティングが容易な点もメリットです。
LINEマーケティングのデメリット
○配信数の増加に応じて費用がかさむ
○ブロックが簡単
1ヶ月あたりの配信数が1,000を超える場合、有料プランへ移行せざるを得ない点はデメリットです。ただし、最上位プランでも月額料金は1万5,000円。マーケティングの世界においては、破格の料金設定と言えるでしょう。
LINE公式アカウントから送信される広告は、ユーザーの側からはワンタップでブロックが可能です。
これは、ユーザー側からすればメリットですが、広告配信する側からすればデメリットになるでしょう。ブロックされないためには、1週間に1回程度の広告配信ペースを死守する必要があります。
LINEマーケティングを行っている企業事例
LINEマーケティングを行っている会社は多数ありますが、成功事例として有名なのは「アサヒビール株式会社」です。2017年のLINE公式アカウント運用開始以来、数百万人単位でターゲットリーチ増加につなげたことで知られます。
ターゲットリーチとは、「友だち追加数-ブロック数-属性不明数」で計算される「友だち数」です。「属性の高精度な推定が可能な友だち」を意味します。
つまり、アサヒビールはLINE公式アカウントの運用により、精度の高いマーケティングサンプルを得ることに成功したのです。その原動力はズバリ、LINEプロモーションスタンプの活用で、わずか数年で新たなマーケティングアナリティクスに成功したとされます。
LINEに用意された機能やサービスを活用すれば、マーケティングがより高精度かつ簡易に可能となりえるのです。少なくとも、アサヒビールの事例はLINEマーケティングには新たな可能性が眠ることを、十分に示していると言えるでしょう。