スタッフブログ STAFF BLOG
不動産費用と営業マンの代わりに「Web担当者」と「更新マン」が必要不可欠
Webサイトの価値は「更新担当者」に左右される。
読者の気持ちを汲み取るセンスのある人が適任である。
・Webサイトとリアルな店舗ではコストの質は異なります
ビジネス目的でWebサイトをもつことは、インターネット上に自分の店舗や事務所を持つことと同義。Webサイトはあまりお金をかけずに始められ、運営も用意で、集客も簡単だという考えは大間違いです。
確かに業種やサービスによっては、やり方次第で低コストで売り上げにつなげることも不可能ではないです。しかしほとんどの場合、Webサイトをビジネスとして機能させるためには、継続的に人を集めるための広告費や更新するための人件費など、金銭面や事務面でのコストがかかります。
Webとリアルな店舗の違いは、安い・高いではなく、集客や売り上げにつなげるための店舗維持にかかる「コストに質」で判断しなければなりません。
・Webサイトの土地代は激安だが何もしなければ価値は0に等しい
リアルな店舗や事務所で必ず発生する大きな費用としては、不動産費用が挙げられます。毎月数万円から数十万円と、大きな敷地や一等地では数百万円の費用が発生するでしょう。Webサイトの場合は、理論上サーバをレンタルするだけで月数百から数千円、場合によっては、無料で土地を用意することができるでしょう。
では、リアルな土地とWeb上の土地は何が異なるのでしょうか。1つめは、集客力。高い一等地の不動産は、お客様が訪れるのに便利だったり人通りが多いケースが多く、この価値が不動産の金額に上乗せされます。されに対してWebサイトはホームページを作っただけでは誰も見てくれません。ハッキリ言って不動産価値は0円と言えるでしょう。これを訪問者がたくさんやってくる優良不動産に変えていく事が重要です。
もう一つは、リアルな店舗や事務所では、呼び込み営業担当者を雇って商品サービスの販売促進活動ができるという点があります。人通りの多いところで呼び込みやティッシュ配りなどを行えば集客が見込めますし、保険や専門機械など価格の高い商品であれば営業マンが営業に回って利益を上げることもできますよね。
それに対してWebサイトは、営業マンが顧客一人ひとりにホームページを見てもらうように呼び掛けるのは大変効率が悪いですし、ティッシュ配りなどからWebサイトに誘導して利益が出る商売も限られてしまいます。
・Webサイトの不動産価値を支えるのは「更新担当者」である
Webサイトでは、そういった駅前の一等地に不動産を置くことによる集客戦略や、営業マンによる人海戦術がまったく通用しません。小さな会社のWebサイトで最も重要になるのは、店舗やリアルビジネスにおける「営業マン」の役割を担う「Web担当者」や「更新担当者」と言われる人たちの存在です。
Webサイトにとっての不動産価値とはつまり集客力。
ほかっておいてもアクセスはほとんどないでしょう。アクセスを増やすためには、検索エンジン対策や、TwitterやInstagram、YouTubeによるファンの獲得、Webメディアに取り上げられるためのPR、リスティング広告による集客など、さまざまな手法を駆使する必要がある。また役に立つコンテンツを追加していくことで、どんどん価値は高まっていきます。
・更新担当者に向いているのは「クリエイター」です
Webサイトの運営にあたって、更新担当者は必須ともいえる人材ですが、最もよくある間違いが、「パソコンに詳しい人」に任せてしまうこと。
更新担当者に最も重要な能力は、実は人の心をつかむ文章力やセンスである。
Webサイトのコンテンツは、主に文章と写真なわけですから、パソコンの知識以上に読み手のことを考えた文章作成を行うクリエイター的な能力が求められるのです。
企業がTwitterなどで炎上を起こす事例が頻発していますが、読み手の事を考え、自分の書いた文章がどんな印象を与えるかを考えなかったことが原因であるケースがほとんどなのです。
誰を担当者に置くか悩んだら、更新は文章力・センスに長けた社員、管理はIT知識のある社員という考えで選ぶとうまくいくでしょう。
・成功するWebサイトのポイントは「制作」よりも「更新」である
小さな会社では、とりあえずWebサイトを立ち上げることだけが目標になってしまい「誰がどのようにWebサイトを運用するのか」を考えていないケースが多いです。ホームページの制作費だけでなく、マーケティングにかかる費用、継続的な更新にかかる費用や労力を必ずはじめのうちに明確にしておく必要があります。
Webサイトのコストパフォーマンスの高い制作方法、継続的に集客を行うにはどんな方法があるのか、また自社で取り扱っているサービスや商品と相性が良い方法とはどのようなものかなどを、具体的に考え、明確にしておきましょう。
いざWebサイト制作に着手しようとすると、デザイン面に時間と手間を費やしてしまい、利用者の使いやすさや、売り上げにつながる導線などについて忘れてしまいがちです。
見栄や見映えを優先させることなく、結果に直結するサイトデザインを目指すための方法とは…。