アプリも危ない、インターネット上のトラブル

昨今、インターネット上でのやり取りが原因となった事件事故、トラブルが多発しています。
「無料通話アプリで出会った」とか、「動画投稿された暴行映像」などニュースで聞き馴染みが出来てしまったのではないでしょうか。
いくつか例を挙げ、インターネットに潜む危険性を確認していきましょう。

SNSやブログを利用している方は大勢いるかと思います。
代表的なSNSなどはアプリ化されていて以前よりも気軽にできるようになっています。
この他者と関わり合いを持つツールが犯罪の温床となることも多々あります。
あなたはインターネット上に本名、住所、その他個人情報を公開してはいませんか？
親しい友人はともかく、赤の他人が閲覧できる状態になってはいませんか？
あなたに敵意を持つ人があなたの個人情報を持っているとしたらどうでしょう。
自宅の場所を知られていたら？　交友関係をこと細かく知られていたら？
公開する情報の選択が必要な時代なのです。

ワンクリック詐欺やフィッシング詐欺という言葉は知っているでしょうか。
本物によく似せたメールや公式サイトを捏造して誘導し、アクセスしてしまった人の個人情報を盗み取るインターネット上での詐欺です。
ストアで公開されているアプリも安心出来ません。犯罪者は巧みに審査の網を潜り抜けて、
そのような悪質なサイトに接続してしまうアプリを公開している場合もあります。
信頼できるサイトだと油断して、クレジットカードの番号など入力してしまったらどうでしょう。
取り返しの付かないことになってしまうかもしれません。

危険性を伝えましたがインターネットは楽しく、便利なものです。
しかし悪事を企む者はどこにもいるということを記憶に留めておきましょう。
怪しいと思ったら第三者に尋ねてみるのもいいでしょう。

最後に、インターネット上でのトラブルを避けるために心がけることにネチケットというものがあります。
難しいことではなく現実世界でのエチケットと同じです。
他者を不快にさせないよう心がければ、最低限のトラブルは避けられる、という心構えが大切です。