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ソフトウェア作成その2 携帯

現在スマホが携帯電話の主流となっているが、その昔、ドコモが携帯キャリアの王者だったころは、ムーバという携帯が主流であった。Iモードとかiアプリがものすごかったことを記憶している。自分も自称プログラマーとして、PC系のゲームはグラフィックや音声など駆使して作成しないとユーザが購入してくれいこともあり、iアプリだったら比較的手を抜いてもいけるのかと考え、「iアプリ」コンテストに応募することにした。まずは力試しとしてコンテストとは別に作成してみた。

カードゲームを主流としてシナリオを進めていってボスキャラを倒すゲームを作成した。ゲームキャラクターとしては、ガンダ○をした。ファーストガンダ○〜ガンダ○X(当時は)をして毎日倒す的が変わり的を選んで戦闘を行う。戦闘の方法としては、5枚のカードから一枚めくって「攻撃・防御・気力・根性・必殺」が捲られる。攻撃は通常攻撃、防御は防御、気力は気力のパラメータを上げて攻撃力を高める、根性は気力の上昇度が気力の倍、必殺は、自分の持っている必殺技で的を攻撃する。
さらに気力がマックスになると、特別なイベントや特殊攻撃ができるといったゲームである。さらに、毎日武装カードがゲットでき、カードを融合させてより強力な武装ができるといったゲームである。社内の友人にもテスターとなってもらった。結果はなかなか好評であった。「ガンダ○伝説」と命名し、一年くらいは社内でも遊ばれていた(特定の人間だけだが)。正式な公開はバンダイにも怒られたこともあり公開はできなかった。

じゃあと思いコンテストの応募するにあたり、ファイナルファンタジー7のバトルシステムを真似て作った、作品名は「クリスタルストーリー」である。武器にクリスタルホールが複数あり、クリスタルを融合させてより強力なアビリテーに成長させるといったバトルシステムだ。「カウンター」「HP×2」「召喚獣」を組み合わせてコンボ攻撃をできるようにした、最高はなんと「攻撃回数+1」を3個装着させて「連続剣」を組み合わせることで、「8連続攻撃」などなど、アビリテーの詳細はファイナルファンタジーを検索いただければイメージがつきやすい。
コンテストにも応募して、毎日のようにダウンロード数やランキングをチェックした。結果は中の中といった結果に終わった。利用者からは面白いなどのコメントもいただき満足した。ただボスキャラを作らなかったので利用者から怒られたこともあった。

で、このコンテストに優勝したのは、なんと、女性用の「音姫」の携帯版であった。このときは「音姫」なるものがなかったので、確かにある意味画期的なアプリであった。ダウンロード数もものすごく、当然優勝して賞金100万円を持って行かれた。
でもこのアプリの作成時間を考えてみると、音を出すだけである。多少はユーザが使い易いように機能を追加したとしても、多分1時間程度でできると思う。(ほぼサンプルプログラムにも紹介されるレベルかと考える)
プロググラマーは頭が良さそうに思われがちであるが、正直にいうとプログラムはただの作業であり、どちらかというと、ひらめきや発想などのアイデアが作り出せることができるクリエータの方が頭の良い人間なのだろうと痛感した。

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