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著作権大丈夫?他人の作品を利用する時の注意点と正しい方法を詳しく解説

2023/03/17

Webサイトの作成などの際に気をつけなければいけないのが著作権です。正しい知識がないと最悪罪に問われることもあります。今回はWebサイトを作成する上で必須の著作権についての知識を、次のポイントで解説していきます。

・著作権とはそもそも何か

・他人の作品を利用するには

・フリー素材を使用する時の注意点

著作権とはそもそも何か

著作権とは、作品を作った人に自動的に与えられる権利です。作品とは、例えば次のようなものです。

・文章

・音楽

・劇

・絵

・写真

・プログラム

・映像

著作権が与えられる作品の定義には、「創造性がある」とか「表現したもの」とか、少し理解が難しいものがありますが、この辺りは裁判の時にも判決が分かれることがあり、正直曖昧なものです。また、著作権は作品が完成したと同時に自動的に与えられる権利。つまり作者が「著作権をください!」と申請する必要はなく、例えば子供が遊びで描いた絵にも発生するものです。とにかく「人がつくった」ものには基本的に著作権があることを前提に考えるのが安全でしょう。著作権がある作品は、他人が勝手に利用することはできません。ちなみに、「利用」とは次のようなことです。

・コピーする

・公開する

・販売する

・翻訳・改変する

作品を使って収益を得るかどうかに関わらず、無断で利用することはできません。他人の作品を勝手に使った場合、後で「利用料」を請求されたり訴訟されたりする場合もあるので注意しましょう。

他人の作品を利用するには

それでは、「他人の作品」を利用する時にはいつも許可をとって利用料を支払わなければいけないのかというと、そんなことはありません。みなさんも、「フリー画像」や「フリー音源」のように、自由に使える素材について聞いたことがあると思います。これら「フリー素材」は、その作者が「許可をとらず自由に使っていいし、利用料も払わなくていいよ!」と宣言したものです。このような作品は、許可をとらずに利用することができます。また、作者の死後50年以上(2018年12月30日以降の作品については死後70年)が経過した作品については自動的に著作権フリーになります。それ以外で、どうしても利用したい作品がある場合は、作者に問い合わせて許可をとり、必要に応じて利用料を払いましょう。

フリー素材を使用するときの注意点

最近ではネット上にフリー素材が多く存在しています。しかし、「フリー素材」と銘打っているものでも、次の点には注意が必要です。

①使用上の条件はないか

②そもそも本当にフリー素材なのか

③フリー素材でも作者の顔に泥を塗るような利用はNG

①使用上の条件はないか

フリー素材と言っているものでも、実は収益化は許可していないものがあります。また、「画像や音源をそのまま使う」ことを条件にしている場合も多く、この場合作品の一部を削除したり変更したりする利用はできません。他にも、「公序良俗に反する利用はダメ」とか、「性的なコンテンツには使わないで」とか、素材によって様々な条件がある場合もあります。例えば有名フリー素材サイト、いらすとやでは、「公序良俗に反する利用」などを禁止している他、「素材を21点以上使った作品を収益化する場合は利用料が必要」などの条件があります。フリー素材であっても、必ず利用規約などを確認しましょう。

②そもそも本当にフリー素材なのか

これは以前ニュースにもなった話ですが、「フリー素材だと思っていたらフリー素材じゃなかった」という事例もあります。よくあるのが、Googleの画像検索などで「フリー素材」と検索して出てきた画像に、フリー素材ではないものが混ざっているということです。このような勘違いを防ぐために、信頼できるサイトから素材を探すことがおすすめです。

③フリー素材でも作者の顔に泥を塗るような利用はNG

使用上の制限などが特にないフリー素材であっても、実は完全に好き勝手に使っていいわけではありません。実は「著作権フリー」と言う時の「著作権」とは、正確に言うと作者が持つ著作権のうち、「財産権」の部分だからです。「財産権」とは「作品の利用料を請求する権利」のことで、こちらは作者の意思で放棄したり人に譲ったりすることができます。しかし、作者がもつ著作権には財産権の他に「著作者人格権」というものがあります。これは作者の人格を守るためのもので、作者の名誉や心を傷つけるような利用などを禁止しています。著作者人格権はたとえ作者本人が「放棄します!」と宣言しても放棄したり人に譲ったりすることはできません。また、特に利用規約などに書いていなくても、作品の利用によって作者が名誉を傷つけられたと感じた場合、最悪訴えられる可能性があります。フリー素材であっても他者の作品を利用する場合は、一定の敬意を払うことが大切です。

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