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NFTとは何か?仕組みや意義・将来性を初心者にもわかりやすく解説

2023/05/08

「NFT」という言葉、最近色々な場所で耳にするのではないでしょうか。NFTはデジタルデータの売買やライセンス付与のために利用されています。NFTの普及が進むことで、デジタルデータの価値や利用時のルールは今と異なるものになっていくかもしれません。デジタル作品を創作するクリエイターはもちろん、自分では作品を作らないという方も知っておくべきものですね。今回は、NFTの次のポイントについて、専門的な知識がない方にもわかりやすく説明していきます。

・NFTとは

・NFTの意義

・デジタルデータのNFT化と取引の仕組み

・注意点と将来性

NFTとは

NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、日本語に訳すと「非代替性トークン」という意味です。「非代替性トークン」というと、どういうものかピンとこない方も多いと思いますが、簡単に言うと「代えが効かないデジタルデータ」ということです。ここで言う「デジタルデータ」の例として次のようなものがあります。

・デジタルイラスト

・デジタル音声

・ゲーム

デジタルデータの大きな特徴として、「簡単に元データと区別できないコピーデータを作成できる」ということがあります。そこで、元データをNFT化して代替不可能にすることで、元データとコピーデータを区別できるようになります。

NFTの意義

「元データとコピーデータの区別を可能にする」と聞いただけでは、イマイチその意義がピンとこないかもしれません。それでは、わかりやすくイラストの例で説明しましょう。PCがなかった時代では、イラストは紙に描くものであり、「本物の作品」が物理的に存在しました。そのため、イラストのコピーをいくら作成しても、本物とコピー品の区別が簡単につけられ、本物は唯一無二のものとして、コピー品よりはるかに高い価値で取引されていました。しかし、最近ではイラストを最初からPC上のデータとして作成する場合が多々あります。このような作品では、本物と全く区別がつかないコピー品を簡単に作成することができます。つまり、無料で本物と全く同じコピーをいくらでも作成できるので、作品の希少価値が下がり、作品を販売したり所有したりすることが困難になるのです。そこで、作者が描いたイラストの元データをNFT化すれば、その元データはコピー品と区別がつかない「唯一無二のもの」となり、紙に描いたイラストと同様に本物としての価値をつけて販売できます。これはデジタル作品を創作するアーティストにとって大きな支えになるだけでなく、創作活動をしない人にとっても、デジタル作品の取引を通して利益を得るなど様々な可能性があります。

デジタルデータのNFT化と取引の仕組み

デジタルデータをNFT化するにあたって、まず非常に重要になるのが「非代替性」の維持、つまり元データと区別のつかないコピー作成をいかに防ぐか、ということです。さらに、NFTを売買するとなると、所有者を明確にする必要も出てきます。これを支えているのが、「ブロックチェーン技術」という2008年頃に登場した技術です。

ブロックチェーン技術という言葉は聞いたことのない方も多いかと思いますが、簡単に言うと取引の履歴などを非常に改ざんされにくい方法で記録する技術のことで、仮想通貨の取引記録などの管理にも使用されています。NFT化することで、デジタルデータにブロックチェーン技術による固有のアドレスや取引記録が付与されるので、偽物の作成や所有者情報の改ざんを防ぐことができるのです。さらにNFTには他にもさまざまな情報や機能を追加できます。中でも重要なのが、二次販売の際の作者への還元でしょう。これによって作者が最初に作品を販売した時だけでなく、二次販売以降でも作品が売買されるたびに取引額の数%を作者に還元することができます。これはクリエイターにとって大きな支えとなりますね。

NFTの注意点と将来性

NFTはデジタル作品のクリエイター、利用者、投資家など様々な立場の人に、今後大きな影響を与えることが予想されます。しかし、まだ普及が進んでおらず、前例や情報が少ないことから次のような注意点もあります。

・NFT自体の価値がまだ普及していない

・安全性の低いマーケットや詐欺も多い

・取引に仮想通貨が必要

・手数料の高騰や取引速度の遅延の可能性

・法整備が進んでいない

これらのことから、まだNFTは安全性が高いとは言えません。また、NFT自体の価値が十分認知されていないのも難点です。とはいえ、デジタルデータとその利用の場は今後ますます増えていき、将来的に普及するのはほぼ間違いないでしょう。今すぐ参入するのはリスクもありますが、今のうちに勉強しておいて損はないと言えます。

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