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FXって危険?儲かる?利益が出る仕組みと始め方、注意点を簡単解説

2023/07/06

みなさんはFXについてどのようなイメージをお持ちでしょうか。よくあるのは、「簡単なネット副業・お小遣い稼ぎ」というイメージだと思います。しかし、中にはギャンブルのように無茶な投資をして、多額の借金まで抱えてしまう人も…。今回はFXを検討している方向けに、利益が出る仕組みや損失が出てしまう理由など、次のポイントで解説していきます。

  • FXとは何か
  • FXの仕組みと特徴
  • 始め方や準備
  • 危険性と注意点

FXとは何か?どうして利益が出るの?

FXはForeign Exchange=外国為替の略で、正確には「外国為替証拠金取引」のことを言います。こう聞くと少し難しい感じがするかもしれませんが、要するに「ある通貨を別の通貨に交換する取引」のことです。FXで利益が出るのは、ある通貨を別の通貨に交換し、またもとの通貨に交換した際に、もともと交換した金額との差額が生じるからです。例えば1ドル130円のときに円をドルに交換した(ドルを円で買った)とします。自分が130円払うと、1ドルが手に入りますよね。その後、1ドルが135円になったときに、交換した1ドルを再び円に戻せば、135円になって戻ってきます。つまり、もともと払ったお金より5円多くなって戻ってくるわけです。要するにFXでは、通貨を別の通貨に交換し、戻すまでの間にそれぞれの通貨の価値(為替レート)が変動することを利用して、その差で利益を得ているのです。やっていることは意外に単純ですよね。それでは、FXについてもう少し詳しくみていきましょう。

FXの仕組みと特徴

FXの大きな特徴として、「少額から始められる」ということがあります。投資というと数百万円単位の大きな元手が必要になる場合も多い中、FXは数万円から始められるのです。これは「レバレッジ」という仕組みによるものです。

本来FXは、「最低の通貨単位」が決まっていて、一般的には1万単位とされています。「通貨単位」とは、ドルで言うと1ドルのこと。つまり最低1万ドル=130万円が必要になるわけです。しかし、日本の多くのFXは数万円から取引可能です。これを可能にしている仕組みが「レバレッジ」。この仕組みでは、実際に取引する金額の4%以上を「証拠金」とすることで取引が可能になります。つまり、最低額1万ドルの取引のためには130万円の4%、52000円があれば良いことになります。

さらに最近では最低の通貨単位を千通貨単位や百通貨単位としているFX提供会社もあり、その場合はさらに少額の数千円や数百円で取引できます。

他にも、FXの嬉しい特徴として次のようなものがあります。

  • 土日、メンテナンス等を除き、24時間取引できる
  • 長期投資によって利益が得られる仕組みもある(スワップポイント)

ここまで見てきて、自分もFXをやってみたい!と思った方も多いのではないでしょうか。それでは次に、FXの始め方を解説します。

FXの始め方

FXを始めるには、FX提供会社に登録し、取引用の口座を開設します。この際、氏名・住所などの個人情報を入力し、本人確認書類を提出する必要があります。審査が終わり次第、口座に入金できるようになり、資金を入金するといつでも取引を開始できます。

FX提供会社は多くありますが、それぞれ取引ツール、手数料、最低取引単位、ロスカット(後述)のルールなどが異なります。まずはFXについて自分に合った会社を選べる程度の知識を身につけておく事が大切です。また、利益が出る仕組みは簡単ですが、勉強したり戦略を立てたりしないまま適当にトレードしたり、ギャンブルのようなやり方をしたりしていると、思わぬ損失を出してしまうことがあります。最後に、FXの危険性と注意点をみていきましょう。

FXの危険性と注意点ーロスカットとはー

FXでは相場が自分の都合の良いように動けば利益を得られますが、逆なら当然その分の損失が出ます。FX初心者の方からすると、「買った時より利益が出るタイミングで売ればいいだけなのになぜ損失が出るのか」と思うかもしれません。FXで損失が出てしまう最大の理由は「ロスカット」によるものです。ロスカットとは、予想される損失が一定以上になった際にそれ以上の損失を防ぐため、強制決済される仕組みのこと。こうなると、損失分の金額を資金用口座から失うことになります。また、相場が短時間で大きく動いた場合、ロスカットが間に合わず、口座に入れた金額を超えた損失が発生し、負債を抱えてしまう可能性も。しかし、ロスカットのタイミングは基本的に、失う金額が資金を超えないように、資金額をもとに計算します。つまり、資金に対して取引する金額が大きくなりすぎないよう無理なく投資すれば、ロスカットはある程度防ぐことができるのです。

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